読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今宵のビール11

f:id:southg8:20170421235002j:plain



普段は毎晩1本しか飲まないようにしているが、今日はもう一本いってしまった。言わずと知れたNo. 1ビアーのバドワイザーだが、製造元のアンバイザーブッシュの親会社は、ベルギーを本拠とするアンバイザーブッシュインベブで、世界のビールの覇権を握るべく日々世界各国のビール会社のM&Aに勤しみ、世界のビールシェアの3割を握っている。




ところが、このバドワイザー、世界の市場が成熟して行くにしたがって、そのライトな味わいがそれほど好まれず、もともと国産ビールメーカーの牙城である日本では、セブンイレブンといったところでしか見かけないほど、レアなビールだ。



自分にとってバドワイザーは、そんなワールドワイドな市場の話とは全く関係のないところで、とても深い思い出のあるビールだ。



東京の城北地区の中学に通っていた今から25年ほど前のこと。学校はその土地柄もあって、それほど柄のいい学校ではなく、今でも生存しているのかどうかはしらないが、一部の男子はボンタンを履き、粋がっている生徒の多い学校であった。



そんな自分は、野球部という学校内で割りと幅を利かせていた部活に所属していて、いわゆる悪いとされる部員もいたため、部活帰りにはバドワイザーで喉を潤すことが多かった。それまでビールなど飲んだことがなかったので、もちろん初めは抵抗があった。なぜバドワイザーだったかというと、バドワイザーはほぼノンアルコールだから大丈夫だみたいなことが普通に言われていたので、皆気にせず飲んでいて、ずっとそれを鵜呑みにしていたのだが、改めてラベルを確認すると、ノンアルコールどころか普通に5%アルコールが入っていることを今さら知った。でもそれだけバドワイザーはライトなビールだと認識されているということなんだろう。バドワイザーを飲むたびにそんな昔のことが思い出される。