読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

価値が上がるものにお金を使う

 今から10年以上前のこと、草間彌生の作品を蒐集しているおじさんに出会い、ひとしきり草間さんの話をした後、自分が持っているある作品を買わないかと持ちかけられた。その作品は、かぼちゃをモチーフにした代表的なものではなかった。

 



確かにその時、草間作品に興味があったが、実際の作品を自分で待とうなんてこれっぽっちも考えていなかったし、そもそもそんなこと持ちかけてくるなんて怪しいなとも思っていた。

 



でも、そのおじさんは騙してやろうなんて思ってないことはすぐにわかるくらい人が良さそうな人だったのと、8万くらいだったので別に損してもいいやということで、ろくに調べもせずにその場で購入してしまったのだ。

 


 

www.fashionsnap.com



 

今その作品は自宅のリビングに飾られているのだが、なぜこんなことを今思い出したかというと、たまたま書店で手に取った『フェラーリはクラウンよりも安かった! 3億円つかってわかった資産の作り方』という本がきっかけだった。

 



この著者は、自分が経営していた居酒屋チェーンを売却し、それを元手に3億円使ってみたところ、お金は使い方次第で資産がつくれる、それには法則があることに気づいたそうだ。たとえば、フェラーリはクラウンよりも高いけど、価値が下がらない点から相対的にはクラウンよりも安いといった感じで。それは、彼のようなお金持ちでなくても、普通のサラリーマンでもこの視点を持つことで、将来的に差が出てくるといった内容だ。

 



この本に、資産ができるお金の使い方の例として、価値が下がらないマンションを買うとか、時計を買うといった話があるなか、アートの例として草間作品を2000万円で買って5年後に2000万円で売れたら、その間タダで草間作品を楽しめることになるといったことが書いてあった。この話を読んで、自分のところにある草間作品のことを思い出したのだった。

 



いやしくも今いくらなんだろと調べてみたところ、8万円で買ったものが100万円以上になっていた。

 



だからと言って売るつもりは全くないのだけど、やはりお金は使い方次第で、資産になるものというのがあることを、身をもって実感したのだった。。

 



資産を持っている人にとっては当たり前なんでしょうが、とても示唆に富んだ本でした。