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ファッション履歴2

中学生になってから(90年代前半)本格的に自分で買い物をするようになったが、買い物の手引きは、2歳上の兄だった。といっても、尖ったオシャレをしていたわけではなく、基本はリーバイスのジーンズに、チャンピオンのトレーナー、アディダスのスニーカーという感じで普通の格好をしていた。今と当時が違うのは、リーバイスもチャンピオンもアウトドアプロダクツのリュックもアメリカ製。アディダスラコステのポロシャツもフランス製だったということ。それらが普通の値段で買えた。今考えると、とてもいい時代だった。

 

当時、兄がしていた格好でよく覚えているのが、ワンウォッシュのリーバイスの517ブーツカットに、レッドウィングのエンジニアブーツを合わせていたこと、そして、ロンゲ。周りの人たちも、同じような格好をしていたので、流行っていたのだろう。そういう格好をしている人というのは、だいたい怖い感じの人が多かった。エンジニアブーツは、チペワやホーキンス、ブーツカットは、リーやラングラーを履いてる人もいた。そういった身近な人たちから、ファッションの知識を吸収していた。

 

そして、もう一つが、兄が読んでいた雑誌類だった。BOON、チェックメイト、ホットドックプレス、ポパイと、ネットがなかった当時は、雑誌から情報を得るしかなかった。なかでも、90年代前半のメンズノンノの影響力がとても大きかったような気がする。毎月、発売日が待ち遠しく、あんなに夢中になって読んだ雑誌はいまだかつてなかったように思う。それくらい影響された。

 

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特に、俳優など芸能人に転身することが多かったのが、メンズノンノモデルだった。自分が読んでいたのは、阿部寛風間トオルの時代ではなく、田辺誠一大沢たかお反町隆史(確か、野口姓だったか)、マーク・パンサー鈴木一真谷原章介伊勢谷友介などの時代。まさに、モデルから俳優という先鞭をつけた雑誌だった(マーパンは俳優ではないが)。

 

ネットがなかったので、アナログな情報収集をしていた時代だが、あのとき、知ったこと、体で覚えたことの感覚が、自分の中でどこかに生きているように思う。